【Vol.6】荷崩れ防止!バックレストの製作(実寸大フォークリフトへの挑戦)

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この記事の内容(製作内容)

今回の記事では、バックレストと言われる部分の製作を紹介します。バックレストは荷物を昇降させるときに、荷物が崩れないよう背面から支える壁のような役割で、荷物の移載を効率的に行うために必要不可欠な部分です。

かず
かず

かなりの強度が必要なバックレスト、どうやって製作しようか?

製作上のポイントについて

製作する上でのポイントとして、前回まで作っていたフォーク2本をバックレストに引っ掛ける必要があります。つまり、2本分の重量を支える強度が必要です。そして、これを地上から3mくらいまで上昇させると考えると相当な強度と剛性が必要ですよね。。僕はとんでもないものに手を出してしまったの知れません。。

今回は、そんな高強度のバックレストを製作したいと思います。

フォークリフトの部位名称

1.設計図を製作する

サイズは、1/23サイズの模型をノギスで測定して、その寸法を23倍します。

見にくいですが、黒字が模型のサイズで、赤字がそれを23倍した実際に製作する寸法になります。一番長いところで、1,150mmですから、一般的なダイニングテーブルくらいのサイズはありますね。

2.スリットの部分を製作する

まずはスリット(縦に7本の格子の部分)を製作してみます。

ここはそこまで強度が必要な訳ではないので、簡単に重ねて斜めにカットしました。見栄えも重要なので、ダンボールの断面が見えないように包装しています。

ここは等間隔になるように格子を均等に配置します。人間の眼は不思議なもので、等間隔に並んでいるものを見ると「美しい」と感じ、少しでもズレを感じ取ると、急に「違和感」として避ける傾向にあります。しかも一度気になると、もうそこにしか目が行かないという何とも厄介な特性があります。笑

サイズ感としては、ダイニングテーブルくらいです。持ち上げても1kgもいかない程度ですね。

裏から見るとこんな感じです。まだ両サイドに部品を接続するので、ダンボールの紙の部分は残してあります。ダンボールの断面が見えないようにこの紙の部分で覆い隠します。

3.両サイドの部品の製作

両サイドの部分です。部品同士を接続できるように差し込み口を作っておきます。

まるで大工さんのようでイメージ通りに組み付くか、ドキドキしながら作っています。

内部構造はこんな感じです。(下写真)

これを折り曲げて両サイドの部分を作ります。

格子の部分と、サイドの部品を並べたところです。ピッタリ組み付くのか、ドキドキ。

下の部分の写真はカットしましたが、バックレストを組みつけたところです。

設計図通りにピッタリと組み付けることができると、最高に気持ちいいです☆彡

4.完成して組みつけたところ

バックレストが完成したので、フォークを取り付けてみました。

まさにベッドのようなサイズ感!!とりあえずデカすぎて、自分で作っていて言うのも何ですが、何でこんなことをやっているんだろうって笑えてきます。笑

もうやり始めたからには、完成までがんばります!

次回の目標!

フォークとバックレストが完成したので、次は、これらを吊り上げるチェーンを製作したいと思います。

単純計算で、チェーンのリンク数は580個。果たしてどうやって切るのか、強度は持つのか、、全くの未知数です。みなさん、応援をよろしくお願いします。

フォークリフトの部位名称

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